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【前年比13.5%増の入場者10万人超】国立文楽劇場が今年度集計結果を発表

13.01/31

国立文楽劇場(大阪・日本橋)は28日、今年度の文楽公演入場者数が前年度比13.5%増の10万3793人であったと発表した。同劇場の年間入場者数が10万人を突破したのは、開場25周年記念公演が行われた2009年度以来3年ぶりで、歴代でも11位という好成績。しかし、大阪市が新たに導入する補助金支給制度の満額支給指標である「10万5000人」には届いていない。

大阪市が来年度から導入する新たな補助金支給制度は、前年度の観客数に応じて支給額が変動するインセンティブ方式となっており、年間10万5000人以上で満額の2,900万円を支給するが、それ以下だった場合は動員数によって減額、9万人以下だった場合は支給をしないというもの。実際に新制度の審査対象となるのは来年度の入場者数からとなるが、「人気演目が続いて好成績だった今年度でも、満額支給の数字をクリアできなかった。設定が厳しすぎるのではないか」(文楽協会・三田進一事務局長)という声が挙がるなど、新制度のハードルの高さが明確になったようだ。

 


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