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【年明けにも支給】大阪市、文楽協会へ今年度分補助金支給を決定

12.12/03

大阪市は30日、凍結していた文楽協会への今年度分補助金3,900万円の支給を決定した。橋下徹市長が支給の条件として提案していた補助金の見直し方針を協会が受け入れたため。年明けにも支給する。

橋下市長は8月、補助金をめぐる公開討論会の開催に協会側が応じなかったことを受け、補助金を凍結する意向を発表した。その後10月に橋下市長と文楽の技芸員(演者)による公開の意見交換会が開催され、橋下市長は協会側に補助金の使途の透明化などを要求。11月下旬、協会側が橋下市長が提示した見直し方針を受け入れることを市側に伝達したことを受け、支給を決定した。

文楽協会は、今後は広報担当者を配置し、文楽の広報活動を積極的に行うこと、協会、技芸員、国立文楽劇場で文楽の振興について協議する場を設けること、また公共施設のエントランスなどでミニ公演を行う「街角文楽」や、式典や結婚式などのイベントでの「文楽出前公演」を行うなど、文楽の振興を推進していく意向を示した。

大阪市は来年度から、集客数に応じた新たな補助金制度を導入する。14年度には専門家による審査によって芸術や文化への助成対象を決定する「アーツカウンシル」制度を発足させる方針で、文楽も対象となるという。

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