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- 【京都の「文化の殿堂」再整備へ】京都会館で大規模改修工事始まる 2015年改装オープン
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12.09/11
10日、京都市左京区岡崎にある文化施設「京都会館」で、大規模改修工事が始まった。工事内容は、府内最大の第1ホール(約2000席)を建て替えるなど。2015年度中の改装オープンを目指す。
「京都会館」は、昭和建築界の巨匠と呼ばれる前川國男氏の設計で、1960年に開業。長年、京都の「文化の殿堂」として愛され続けててきたが、50年以上の歳月を経て、施設全般が老朽化し、ホール機構も近年の舞台演出に合わなくなった。このため、京都市は昨年6月に「京都会館再整備基本計画」を策定。ホールの舞台を広げて天井を高くするほか、音響設備の更新や耐震補強も行う。事業費は約120億円。
市の文化芸術企画課は「今後も公共ホールとして使い続けるためには改修が必要。建物価値を大切にして再整備し、市民に愛され続けることを願っている」とコメントしている。
なお、再整備にあたり、同館の会議棟や中庭等を、ホール利用者、市民、観光客の憩いの場としてリニューアルする予定。これに伴い、「京都会館再整備における賑わいスペース事業プラン作成者」の募集が、今月4日より開始している。詳細は、同館再整備担当ホームページを参照。
◎関連サイト◎
「京都会館」改修始まる 15年度オープン目指す|YOMIURI ONLINE
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