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「舞台芸術におけるハラスメント防⽌ガイドブック」公開

24.05/15

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緊急事態舞台芸術ネットワークが「舞台芸術におけるハラスメント防⽌ガイドブック(ver1.0)」公開

⼀般社団法⼈緊急事態舞台芸術ネットワーク(JPASN)は、「舞台芸術におけるハラスメント防⽌ガイドブック(ver1.0)」を作成し、公式ウェブサイト上にて公開した。興⾏を企画⽴案し、座組を組織する⽴場にある主催者(プロデューサー、制作者、劇場職員、企画制作会社職員、劇団員など)の閲読を想定しており、ハラスメントの基礎知識や防⽌策、起きてしまった際の対応、創造性を⾼める助けになるような学びの⽅法を記載している。

関連リンク⇒「舞台芸術におけるハラスメント防止ガイドブック(ver1.0)」を公開しました

同ガイドブックは、緊急事態舞台芸術ネットワーク内の担当プロジェクトチームが、専門家の助言を受け作成したもの。現版は「ver1.0」として、以降も知⾒の集積場としての機能を⽬指しながら、舞台芸術界の実態に即した内容に更新していく。
同ネットワーク事務局長の伊藤達哉は、ハラスメントは「安⼼で健全な創造環境を脅かすもの」として、「他業界と同様こうした事案に対しては、誰もがその問題性を認識し、予防策を講じ、迅速かつ適切な対応をとらなくてはならない」とコメント。「ネットワークでは、ハラスメント対策を業界喫緊の課題として対応を徹底する」としている。

「舞台芸術におけるハラスメント防⽌ガイドブック(ver1.0)」目次より

■ハラスメントをしない・させないために
a.ハラスメントを正しく理解する
b.法令としての理解

■ 舞台芸術におけるハラスメント
a.事例と防止のアクション

■興行主催者が準備できる防止のアクション
a.ガイドラインの策定
b.ハラスメント防止研修の実施
c.対話のためのワークショップ

■ハラスメントが起きてしまったら
a.加害者の立場で取るべき対応
b.被害者の立場で取るべき対応
c.相談者の立場で取るべき対応
d.目撃者の立場で取るべき対応
e.外部相談窓口の共有

■よりよい創作のためのアクション
a.ジェンダーやセクシャリティについて学ぶ
b.インティマシーコーディネーターの導入
c.契約について学ぶ
d.知見を深めるために有効なサイトや書籍など


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