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舞台公演映像の情報検索サイト「JDTA」オープン

21.02/24

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舞台公演映像の情報検索サイト「Japan Digital Theatre Archives」と関連ポータルサイトオープン

現代演劇・舞踊・伝統芸能の三分野にわたる舞台公演映像の情報検索を目的とした特設サイト「Japan Digital Theatre Archives(JDTA)」が23日にオープンした。検索可能となる作品は、杉村春子主演の文学座『欲望という名の電車』(1975年)、チェルフィッチュ『3月の五日間』(2017年)、2.5次元ミュージカル『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』(2020年)など、1960年代以降の現代演劇・コンテンポラリーダンスを中心とする舞踊、邦楽や組踊などの映像作品1,300本。運営は早稲田大学演劇博物館が行い、映像本編については、配信プラットフォームおよび同博物館にて予約制で視聴できるよう準備を進めている。

関連サイト⇒Japan Digital Theatre Archives

JDTAは、寺⽥倉庫株式会社緊急事態舞台芸術ネットワークが文化庁より受託する文化芸術収益力強化事業「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業(EPAD)」の一環として開設された。EPADでは主催団体の協力のもとに新旧の公演映像などの収集・配信を実現し、権利処理を行うことで商用配信プラットフォームでの活用を促進、関係者に対価を還元することを目指している。今回、JDTAでは収集された舞台公演映像の情報を検索することができるほか、フライヤーや舞台写真なども豊富に掲載。英語サイトも開設し、日本の演劇文化を海外にも広く発信する役割を担っていく。

また、EPADでは、作り⼿・観客をつなぐ重要なファクターとなるデジタルアーカイブの活⽤を⽀援するため、映像約1,300点、戯曲約550点、美術資料約1,500点、Eラーニング動画を収集するが、それらを紹介しながらデジタルアーカイブを「記憶/感覚再⽣装置」として活⽤することを提案するEPADのポータルサイトも23日にオープンしている。今後、戯曲約550本がこちらで無料公開される予定だ。


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