KAAT神奈川芸術劇場（横浜市中区山下町）が、2013年8月上旬より神奈川県内を巡業するテント公演を行う。演目は親と子のためのファミリー・ミュージカル『ピノキオ～または白雪姫の悲劇～』、演出は同劇場芸術監督・宮本亜門氏が務める。

同劇場は、2011年に創造型の公共劇場として開館した。「モノをつくる 芸術の創造」「人をつくる 人材の育成」「まちをつくる 賑わいの創出」という3つのテーマをミッションとしている。

宮本氏演出による今作は1990年に初演。これを移動型劇場版として大幅に改訂し、さまざまな場所で公演ができるKAATのレパートリー作品として作り上げる。15日に開催された出演者オーディションには、書類審査を通過したプロアマ258人が参加。ダンスや歌唱テストを経て、14人が選出された。6月開催のワークショップを経て、さらに10人弱に絞られる見込み。その後は劇場で十分なワークショップや稽古を重ね、作品と俳優が一緒に成長していくことを目指す。

テントは100～200人を収容できる大きさを予定。巡業のスタート地点である同劇場でも、劇場内にテントを張る予定。

◎参考サイト◎
劇場飛び出し県内を“巡業”、13年以降にＫＡＡＴがテント公演/神奈川｜カナコロ
KAAT神奈川芸術劇場

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