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【後任は置かず、白井晃が芸術参与に】宮本亜門がKAAT芸術監督を来春退任

13.10/04

神奈川芸術劇場(KAAT/横浜市中区)の初代芸術監督、宮本亜門氏が、来年3月末の任期満了に伴い退任することが分かったと、4日付けで神奈川新聞社のウェブサイト「カナロコ」が報じた。後任は置かず、劇作家・演出家の白井晃氏が監督に準ずる「芸術参与」として運営に参画する。芸術面を統括する芸術監督は当面、空席となる見通しで、「県の文化政策をめぐり議論が起こりそうだ」と報じている。

同社の取材に対し、関係者が明らかにしたところによると、「厳しい財政状況などを背景に、劇場のあり方を再検討し、運営幹部の役割分担を明確化する」とし、「今後、再び芸術監督の職を置くかどうかも含めて未定」という。

KAATは、大ホール、小ホール及びギャラリーからなる神奈川県民ホール本館の中ホールと位置付けられ、2011年に開館。宮本氏は、10年の同館開設準備段階で芸術監督に就任した。演劇、ミュージカル、ダンス等の舞台芸術作品を創り出す「モノをつくる 芸術の創造」、舞台技術者・アートマネージメントの人材など文化芸術人材の育成を目標とした「人をつくる 人材の育成」、公演事業の積極展開、創造人材の交流及びNHK横浜放送会館を始めとした近隣施設との連携という「まちをつくる 賑わいの創出」の「3つのつくる」をテーマに、創造型劇場として積極的な劇場運営を続けてきた。

◎参考サイト◎
神奈川芸術劇場 宮本亜門さん退任へ、芸術監督は当面空席に/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ — 神奈川新聞社


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