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文化庁は14日、平成26年度の海外派遣型「文化交流使」として、演劇作家・小説家でチェルフィッチュ主宰の岡田利規ら、芸術家・文化人8名を新たに指名したことを発表した。
文化庁では、平成15年度より、芸術家、文化人、研究者等、文化に携わる人々を一定期間「文化交流使」に指名し、日本文化紹介活動を展開することにより、日本の文化的イメージの向上と諸外国との文化人や芸術家間ネットワーク形成を強化することを目指している。これまでにダンサー・振付家の森山開次(平成25年度)や、俳優の山内健司(平成22年度)、劇作家・演出家の坂手洋二(平成18年度)なども海外派遣型「文化交流使」として派遣されている。尚、文化庁の芸術家海外派遣に関するプログラムには、他に「新進芸術家の海外研修」制度もある。
今回「文化交流使」に選ばれた岡田利規は、来年1月から2月末にかけて、中国,韓国の芸術家,批評家との意見交換を実施する。タイでは,舞踊家とともに企画公演やワークショップを行う。
◎インフォメーション◎
平成26年度の海外派遣型「文化交流使」(五十音順)
・岡田 利規(演劇作家・小説家)
・櫻井 亜木子(琵琶演奏家)
・中澤 弥子(長野県短期大学教授)
・林 英哲(太鼓奏者)
・林田 宏之(CG アーティスト)
・平野 啓子(語り部・かたりすと)
・山井 綱雄(金春流能楽師)
・若宮 隆志(「彦十蒔絵」代表)
◎関連サイト◎
■平成26年度「文化交流使」の指名について|文化庁(PDF)
■文化庁文化交流使一覧(平成25年度までに指名された文化交流使)|文化庁