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【貴重な演劇資料が2万9千冊】『御園座』併設の演劇図書館が閉鎖

13.01/18

3月末で閉鎖されることになった名古屋の老舗劇場『御園座』。閉鎖に伴い、同劇場に併設されている中部地方唯一の演劇図書館の所蔵品が散逸する恐れがあると、1/16の東京新聞Webが伝えた。

1973年に一般公開がスタートした演劇図書館は、御園座の120年近い歴史を伝える資料や、歌舞伎や文楽の貴重な資料、プログラムや台本など、演劇関係を中心に約2万9千冊もの図書を所蔵している。中には歌舞伎役者の化粧を和紙に写した隈取りや、文楽の義太夫のレコードといった資料もある。

御園座では、これらを地域の財産と捉え、特に貴重なものについては行政などに対して保管や公開に関するサポートを求める意向だが、名古屋市では「昭和以降の新しい物が多いため一時保存はしない」という立場を取っているとのこと。未だ保存への有効策が見つかっていないという。

◎関連サイト◎
演劇界の宝 散逸か 老舗劇場「御園座」、図書館閉鎖へ|東京新聞Web
御園座演劇図書館|御園座


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