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【日本人では森下洋子氏が受賞】第24回「高松宮殿下記念世界文化賞」発表

12.09/13

第24回「高松宮殿下記念世界文化賞」の受賞者が12日に発表され、演劇・映像部門でバレエ・ダンサーの森下洋子氏が受賞した。日本人による同賞受賞者は、昨年音楽部門で受賞した小澤征爾氏に続き13人目。演劇・映像部門では、黒澤明氏(1992)、中村歌右衛門氏(1995)、坂田藤十郎氏(2008)に続き4人目。

同賞は、1988年に日本美術協会によって設立され、「絵画」「彫刻」「建築」「音楽」「演劇・映像」の各分野で、国境や民族を超えて世界的に顕著な業績をあげた芸術家に毎年授与されている。

今回の受賞者は、絵画部門=蔡國強氏(中国)、彫刻部門=チェッコ・ボナノッテ氏(イタリア)、建築部門=ヘニング・ラーセン氏(デンマーク)、音楽部門=フィリップ・グラス氏(アメリカ)、演劇・映像部門=森下洋子氏(日本)の5部門5氏。絵画部門の蔡氏は、中国国籍としては初めての受賞となった。

森下氏は、日本人で初めて国際的に活躍したバレエダンサーで、1974年にブルガリアでのヴァルナ国際バレエコンクールで金賞を、1985年にローレンス・オリビエ賞を受賞し、1982年にはパリ・オペラ座への出演も果たした。2001年に松山バレエ団団長、2002年には日本芸術院会員に就任した。

受賞会見にて森下氏は、「すばらしい賞で夢のよう。光栄です。大きな使命をいただきました」と喜びを語った。

授賞式典は10月23日に、明治記念館(東京・元赤坂)で行われる。

◎参考サイト◎
高松宮殿下記念世界文化賞

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