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【文楽補助金削減問題】橋下徹大阪市長が「今年度は支給しない」と明言

12.08/24

大阪市の橋下徹市長は24日、文楽協会への補助金削減問題について、「公開の意見交換ができないということなので、執行は断念せざるを得ない。残念な結果になった」と語り、凍結している今年度の同協会への補助金を支給しない意向を明らかにした。

これまで市側は補助金支出の条件として文楽協会や技芸員(演者)らに対し公開による意見交換を求めてきた。協会側がこれを拒否したため、新たに市側は意見交換を前提とした非公開協議を打診したが、23日に協会側は「公開の意見交換につながってしまう」としてこれも拒否した。これに対し橋下市長は「最終的に公開の場で議論することは譲れない」として、「橋下からとやかく言われたくないという(文楽協会の)見切りと理解させてもらう。税を使わず、自由にされたらいい」と述べ、今後の意見交換への働きかけも行わない意向を示した。

これに対し文楽協会側は「市の担当部局から正式な連絡を受けておらず、今後の方針についてはコメントできない。ただ技芸員の要望もあり、これまで通り、非公開での面談を求めていきたい」(三田進一事務局長)と語っている。

◎関連サイト◎
【なぜ公開討論に応じられないのか?】特集ワイド:「文楽」の補助金全面凍結|毎日.jp
文楽の課題に関する取りまとめ | 大阪市

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