外国人観光客が文化イベント目的でロシアへ滞在する場合、72時間以内であれば、ビザなし入国を認めることが現実的だとする考えを、ロシア連邦移民局のコンスタンチン・ロモダノフスキー局長が示したことを、ロシアのラジオ局ヴェスチFMが報じた。

これより以前に、社会問題を担当するオリガ・ゴロジェツ副首相は「3日間以内の滞在の場合にビザなし入国を可能にする法案は、秋には準備される」と述べており、この法案は国立アカデミー・ボリショイ劇場(ロシア・モスクワ)、マリインスキー劇場(同・サンクトペテルブルク)などで行われるの大型文化イベントについて適用されるという。

通常、日本国籍者がロシアへ入国するためには、東京、札幌、大阪または新潟いずれかの在日ロシア領事部(館)にビザを申請する必要がある。例外として、フェリーを使って最大72時間の予定で到着する観光客の場合はビザが免除されており、現在でも北海道の稚内港からサハリンなどへはビザなしで渡ることができる。

外国人　ロシアの文化イベントにビザなしで入国可能に｜The Voice of Russia

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