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【イメージは「有鄰館」や「せんだい演劇工房10-BOX 」】大正末期のれんが倉庫を演劇系の多目的施設に-前橋

12.07/28

群馬県前橋市の山本龍市長は26日、定例記者会見にて市の外郭団体が所有する大正末期のれんが倉庫(前橋市三河町)を、演劇系の多目的施設として改修する意向を示した。同倉庫は2013年度に耐震工事を予定しており、演劇系多目的施設への改修は2014年度以降となる。

山本市長によると、施設は桐生市の「有鄰館」や仙台市の「せんだい演劇工房10-BOX 」をイメージしているとのこと。「有鄰館」は11棟の蔵群を舞台や展示、演劇コンサート、イベントなど多目的に活用しており、「せんだい演劇工房10-BOX 」は小劇場レベルの充実した照明・音響設備や、大小様々な稽古場、舞台装置を作るための作業場などを有している。

山本市長は2月の市長選で当選した際、同市中心街(同市千代田町)の美術館改装工事の見直しを図り、美術館機能を持たない演劇系の文化芸術施設に計画変更することを推し進めたが、内装工事を中断できず、小規模な変更に留まったという経緯がある。

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