アジアン・カルチュラル・カウンシル（ACC）が、今年度の助成受給対象者を発表した。個人助成では、ジャンルの枠を越えて活動している音楽家・蓮沼執太氏や演劇専門の翻訳家・広田敦郎氏らが選ばれ、米国やアジア各国へ派遣される。また、団体助成では、今秋インドネシアからダンスカンパニーを招聘する「あいちトリエンナーレ実行委員会」や、柴幸男の岸田戯曲賞受賞作「わが星」を日米両国のアーティストにより制作し、今夏ニューヨークで上演予定のジャパン・ソサエティーなどが選ばれている。

ACCは、ビジュアル及びパフォーミング・アーツの分野における、米国とアジア諸国間での国際文化交流を支援するアメリカの非営利財団。助成金の交付だけでなく、芸術家や専門家が行なう研究、調査、旅行、創作活動において必要なさまざまな支援を行なっている。

◎関連サイト◎
ACC 日本関連プログラム 2013年助成