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【アジア勢が健闘】F/T12「公募プログラム」、シアタースタジオ・インドネシアがアワード獲得

12.11/27

10月27日より11月25日まで、東京芸術劇場など池袋の文化拠点を中心に開催されていた「フェスティバル/トーキョー12(F/T12)」で25日、「F/T公募プログラム」のアワードが発表され、インドネシアから参加したシアタースタジオ・インドネシア『バラバラな生体のバイオナレーション!』(演出:ナンダン・アラデア)が選ばれた。

「F/T公募プログラム」は、若手アーティスト・カンパニーの自主公演をサポートするF/Tのプログラム。公募対象地域はアジア全域としており、本プログラム内で上演された作品のうち、新しい価値の創造に取り組む作品には「F/Tアワード」が贈られ、次年度のF/T主催演目に招聘される。アジアの新たな可能性を発見する場として国内外から注目が集まる当プログラムに、今年は日本国内から94件、アジア地域から86件、計180件の応募があり、その中から11組が選出された。

アワードを受賞したシアタースタジオ・インドネシア『バラバラな生体のバイオナレーション!』は、池袋西口公園で行われた野外劇。装置、衣裳、小道具、楽器など作中の要素のほとんどに竹を使用し、パフォーマーたちの力強い歌声やリズム、伝統舞踊を取り入れた演技を披露した。

なお、今回の審査では3回の投票が行われ、最終の投票に残ったのは、シアタースタジオ・インドネシアほか、新青年芸術劇団『狂人日記』(中国)、ダニエル・コック・ディスコダニー『ゲイ・ロメオ』(シンガポール)のアジア3組だったという。

審査員(ウー・ウェングアン、内野儀、鴻英良、ソ・ヒョンソク、宮沢章夫、相馬千秋)による講評の詳細は後日F/Tサイトにて公開される予定。

◎関連サイト◎
F/T12公募プログラム F/Tアワード受賞者決定!!|F/T12

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