制作ニュース

「フェスティバル/トーキョー20」演目決定

20.07/14

「第13回フェスティバル/トーキョー(F/T)20」演目決定 「想像力どこへ行く?」をテーマに8組のアーティストが参加

人と都市から始まる舞台芸術祭「第13回フェスティバル/トーキョー(F/T)20」の演目発表会が、7月10日オンライン配信にて行われ、全プログラムが発表された。会場には、ディレクター長島確・共同ディレクター河合千佳をはじめとするスタッフ・クリエイターたちが登壇した。その他、国内外からの参加アーティストたちも中継や動画メッセージを通じて、フェスティバル開催への言葉を寄せた。

関連サイト⇒フェスティバル/トーキョー(F/T)ホームページ

13回目となる今回は「想像力どこへ行く?」をテーマに8組のアーティストが参加。開催時期は2020年10月16日(金)~11月15日(日)の31日間。東京芸術劇場、あうるすぽっと、トランパル大塚、豊島区内商店街、オンライン会場ほかで、感染症対策を実施した、新しい上演・上演スタイルを探りながら多彩なプロジェクトを展開する。

会見の中でディレクターの長島は、今回のフェスティバル開催を決定した理由として「フェスティバルは、会期中以外の時間でも国内外の文化交流の場として機能している。開催を止める事は、そのプロセスの中で、多くの関わるひとたちの中に流れる、場合によっては年単位にも及ぶ長い時間軸の中のコミュニケーションを止めることに繋がる。それは慎重に考えなければならないし、逆にできるだけ諦めたくない」と語った。また、開催の形についても「今までどおりの形をなんとしても死守するというわけではなく、形を変えることを恐れなければ、何かできるはず。そのためにできる形を見つける機会としても開催を決定した」と意気込みを語った。

その他、海外アーティストの来日においても先が見えない中、もし来日が困難な場合でも、違うプランを考えたりと状況の中で随時判断していきたい、と語った。一人で楽しめるものや距離を組み込む工夫をするなど、作品の上演形態・鑑賞形態・構成から、この状況下に合わせた上演スタイルを検討中とのことだ。

会見の模様はアーカイブ配信中。また、今後の情報についても順次更新予定だ。

第13回フェスティバル/トーキョー20

【開催概要】
日時:2020年10月16日(金)~11月15日(日)
会場:東京芸術劇場、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)、トランパル大塚、豊島区内商店街、オンライン会場 ほか
※内容は変更になる可能性あり。

【参加プログラム】
■『移動祝祭商店街』 パフォーマンスデザイン:セノ派
■『とびだせ!ガリ版印刷発信基地』 ディレクション:Hand Saw Press
■『RENDEZ-VOUS(仮)』 ファビアン・プリオヴィル・ダンス・カンパニー
■『夢の劇(仮)』 作:松井 周 演出:キム・ジョン
■『わたしたちは、そろっている。』 出演:モモンガ・コンプレックス  振付・演出:白神ももこ
■『ムーンライト』 構成・演出:村川拓也

トランスフィールド from アジア
■『Berak』ほか テアター・エカマトラ
■F/T × BIPAM 交流プロジェクト『 The City & The City: Divided Senses(仮)』 パートナー:BIPAM(バンコク国際舞台芸術ミーティング)

■ 研究開発
■ 教育普及

——————————-
オンライン演目発表会
開催:2020年7月10日(金)
アーカイブはこちら

【登壇者】
・長島確(ディレクター)
・河合千佳(ディレクター)
・高田唯(アートディレクター)
・東郷清丸(PR動画・音楽)
・HandSawPress(参加アーティスト)

【オンライン登壇】
・セノ派(舞台美術家コレクティブ)杉山至
・モモンガ・コンプレックス 白神ももこ
・村川拓也

【ビデオメッセージ】
・キム・ジョン
・ファビアン・プリオヴィル・ダンス・カンパニー
・テアター・エカマトラ


ピックアップ記事

公募
「ストレンジシード静岡2025」オープンコールプログラム公募

Next News for Smartphone

ネビュラエンタープライズのメールマガジン
登録はこちらから!

制作ニュース

ニュースをさがす
トップページ
特集を読む
特集ページ
アフタートーク 
レポートTALK 
制作者のスパイス
連載コラム
地域のシテン
公募を探す
公募情報
情報を掲載したい・問合せ
制作ニュースへの問合せ


チラシ宅配サービス「おちらしさん」お申し込み受付中