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西史夏『檸檬の島』が受賞、「『日本の劇』戯曲賞2015」最優秀賞決定
日本劇団協議会が実施する『「日本の劇」戯曲賞2015』の最終選考委員会が8日(火)に行われ、西史夏氏の『檸檬の島』が最優秀作品に選出された。正賞として作品上演(2016年度予定)、副賞として賞金10万円が贈られる。
同賞は劇作家の発掘・育成を目的とし、最優秀賞に選ばれた作品は、プロの手によって上演される(過去上演の演出家は上村聡史氏、内藤裕敬氏、西川信廣氏ほか)。今年度は58作品の応募があり、最終候補作品として選ばれた10作品の中から、最終選考委員の板垣恭一氏、上村聡史氏、内藤裕敬氏、中屋敷法仁氏、宮田慶子氏の5名によって最優秀作品が選出された。なお、同協議会の機関誌「join」(11月末発行予定号)にて、最終選考委員による最終候補作品の選評が掲載される。
<最終候補作品一覧>
「せせらぎの輝き」「帽子」「無言歌」「がらくたロック!」「エッケ・ホモ」「つながる」「檸檬の島」「みすゞかるちくまのかわのさざれしも」「マイナス13℃の崩壊」「檄」
(受付番号順/作者名は非公開)
「せせらぎの輝き」「帽子」「無言歌」「がらくたロック!」「エッケ・ホモ」「つながる」「檸檬の島」「みすゞかるちくまのかわのさざれしも」「マイナス13℃の崩壊」「檄」
(受付番号順/作者名は非公開)
<西史夏氏プロフィール>(Blogより一部抜粋)
伊丹想流私塾第14期及びマスターコース5期・6期卒塾。日本劇作家協会「月いちリーディング」で取り上げられた処女長編戯曲「林檎幻燈」が、劇団太陽族により2013年6月上演。第1回せんだい短編戯曲賞最終候補(2013)。第6回富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールグランプリ(2013)。第1回こうのとり短編戯曲賞最優秀賞(2014)。
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