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- 【2014年初開催】『札幌国際芸術祭』ゲストディレクターに坂本龍一氏就任
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12.09/13
12日、札幌市は、2014年夏に初めて開催する「札幌国際芸術祭」のゲストディレクターとして、音楽家の坂本龍一氏の就任を発表した。同氏は芸術監督の立場で、開催テーマの設定や事業計画などの監修も務めるという。
「札幌国際芸術祭」は、2009年3月策定の「札幌市文化芸術基本計画」に基づいて行われた、「文化芸術の振興に関する取り組み」「『創造都市さっぽろ』の推進」「市民による文化芸術活動の広がり」を受けて検討されてきた国際芸術祭。今年6月に基本構想が制定された。これによると、「都市と自然」を基本方針に、3年ごとの定期開催(トリエンナーレ)を目指すという。
記者会見で札幌市長の上田文雄氏は、「坂本さんは社会貢献活動に取り組んでおり、現代アートが社会にどう貢献できるか、メッセージを出してくれる」と、選任の理由を述べ、さらに同市WEBサイトに「現代社会や世界に向けた坂本龍一氏のメッセージに呼応する世界のアーティストの参集、そして地域の活動が織りなすさまざまな参画こそが、芸術祭に「魂」を吹き込むものと考えています」とメッセージを掲載している。
同芸術祭では、札幌駅前周辺や同駅前地下歩行空間、札幌芸術の森が会場として使用される予定。期間は70日間程度。テーマや開催概要は今年12月中旬頃に発表される予定。
◎関連サイト◎
ゲストディレクターの就任について|札幌市
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