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【訃報】俳優・内藤武敏さんが死去

12.08/30

舞台・映画・テレビドラマなど数多く出演し、幅広い役柄をこなす名脇役として知られる俳優の内藤武敏（ないとう・たけとし）さんが21日、悪性リンパ腫のため死去した。享年86歳。

内藤さんは、1925年福岡県出身。日本大学芸術学部映画学科を中退後、1950年に宇野重吉・加藤嘉・北林谷栄らと共に劇団民藝の創立に参加（1970年退団）。舞台のみならず映画やテレビドラマにも数多く出演し、幅広い役柄をこなす名脇役として知られた。代表作に映画『帝銀事件・死刑囚』（熊井啓監督／1964年）や映画『ビルマの竪琴』（市川崑監督／1956年）など。また、映画『ひかりごけ』（熊井啓監督／1992年）では自身も出演しつつプロデューサーを務めた。

葬儀は近親者で営んだ。

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