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【訃報】舞踊家・振付家の石田種生さんが逝去

12.05/01

舞踊家・振付家の石田種生（いしだたねお）さんが4月30日、肺がんのため東京都清瀬市の病院で死去した。享年83歳。

石田さんは、1929年、島根県出身。慶應義塾大学在学中にバレエの道に入り、卒業後、東京の松山バレエ団に入団。1955年、「白毛女」でデビューした。振付家としては、能や民話、広島の原爆など日本の風土を題材にした創作バレエを多数発表し、高い評価を受けた。1968年には、東京シティ・バレエ団設立に参加。1997年に紫綬褒章を、2003年に旭日小綬章を受章。著書に「随想バレエに食われる日本人」（文園社）、「舞踊生と死のはざまで」（春秋社）などがある。

告別式は、近親者のみで執り行い、後日、「お別れの会」を開く予定。

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