世田谷パブリックシアターは11日、若手劇団の登竜門として定着しているフェスティバル『シアタートラム ネクスト・ジェネレーションVol.5』（2013年1月開催）の参加団体として、「演劇集団砂地」（主宰：船岩祐太）と「カムヰヤッセン」（主宰：北川大輔）を選出したと発表した。

同フェスティバルは、世田谷区、もしくは近郊の都内・川崎・横浜を活動拠点としている若手カンパニーを対象に公募され、選出された団体にはシアタートラムでの上演機会の提供のほか、広報面などの全面サポートが約束される。今回の応募総数は35団体だった。

「演劇集団砂地」は、2007年に演出の船岩祐太を中心として結成されたプロデュース集団。古典作品のエッセンスを抽出した構成と立体的な演出で、観客や批評家から高い評価を受けている。 今回は初めて古典から離れ、オリジナル戯曲での創作に挑戦するという。　　

「カムヰヤッセン」は、昨・演出の北川大輔、俳優の甘粕阿紗子により2008年3月に旗揚げ。 「生きる」ということそのものについての洞察を巡らせる作風が特徴的。 2010年には、三鷹市芸術文化センターの「MITAKA Next Selection」にも参加した。

フェスティバルの詳細は、後日あらためて発表される。

◎インフォメーション◎
■『シアタートラム ネクスト・ジェネレーション』過去参加団体
vol.1（2009）サスペンデッズ、toi、エビビモpro.
vol.2（2010）快快、演劇ユニット G.com、FUKAIPRODUCE羽衣
vol.3（2011）文月堂、ミナモザ、インパラプレパラート
vol.4（2012）世田谷シルク、演劇ユニット てがみ座

◎関連サイト◎
「シアタートラム　ネクスト・ジェネレーション vol.5」の選考結果について｜世田谷パブリックシアター

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