制作ニュース
- 世田パブ「公共劇場における芸術監督の役割を考える」
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22.04/05
白井晃、小川絵梨子、近藤良平、長塚圭史が登壇 世田谷パブリックシアター「公共劇場における芸術監督の役割を考える」4/19開催
2022年4月より新芸術監督として演出家・俳優の白井晃を迎えた世田谷パブリックシアター(東京都世田谷区)。同劇場ではこれを記念し、「公共劇場における芸術監督の役割を考える」と題したイベントを4月19日(火)に開催する。登壇者は白井晃、小川絵梨子(新国立劇場演劇芸術監督)、近藤良平(彩の国さいたま芸術劇場新芸術監督)、長塚圭史(KAAT神奈川芸術劇場芸術監督)の4名。また進行を俳優の成河が務める。参加費無料、要事前予約。
関連サイト⇒世田谷パブリックシアター新芸術監督就任イベントー公共劇場における芸術監督の役割を考えるー
今回のイベント開催に際し、白井晃は「公共劇場の芸術監督の役割が、今、改めて問われています」と問題を提起。「国、県、区と立場の異なる劇場の芸術監督が一堂に会し、自分達が抱えている課題や問題、成果と今後の展望を忌憚なく語り合い、意見交換できる場になればと思っています」とメッセージを寄せている。
公共劇場の芸術監督の役割が、今、改めて問われています。劇場法の施行から10年が経ち、その間、公共劇場の活動の強化が謳われてきました。しかしながら、いまだに芸術監督の仕事と意味合いが明確化されていないのが現状と言わざるを得ません。果たして、日本の公共劇場に芸術監督は必要なのか、必要であるならば、何をすべきなのか。そもそも、芸術監督とは何をするべき存在なのか。
国、県、区と立場の異なる劇場の芸術監督が一堂に会し、自分達が抱えている課題や問題、成果と今後の展望を忌憚なく語り合い、意見交換できる場になればと思っています。これは、日本の公共劇場の未来を考えるミーティング。芸術監督の生の声を文化芸術に携わる皆さんのみならず、いつも劇場に足を運んでくださるお客様にも、是非お聞きいただければと思います。
(世田谷パブリックシアターサイトより)