株式会社リンクステーション（代表取締役：大嶋憲通）は22日、同社が運営するASP票券管理システム「Gettii」において発生した、約1ヶ月間に及ぶ甚大なシステムトラブルの原因となった不正アクセスに関する調査報告を公式サイトにて発表した。

これによると、「一部のサーバーが不正プログラムに感染しており、海外から不正にアクセスされた形跡がある」ものの、「不正に発券情報が利用された事象との関連性やデータ流出の痕跡はない」としている。

同社は、「引き続き捜査当局と連携し、不正アクセス者の特定と訴追に向けた動きを進めるとともに、情報セキュリティ専門の第三者機関によるセキュリティ対策と監視体制を強化する」として、事態が一定の収束に至ったという見解を示した。しかしながら、「10月4日に発覚した不正発券の情報流出経路については、まだ説明がない」という声も上がっており、今後の同社の対応が注目される。

◎関連サイト◎
「Gettii」システムへの不正アクセスに関する調査報告及び「Gettii」ご利用の皆様へのお詫び｜ASP票券管理システム『Gettii／ゲッティ』公式サイト

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