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- 桑原裕子『痕跡(あとあと)』が受賞、「第18回鶴屋南北戯曲賞」発表
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15.01/29
「第18回鶴屋南北戯曲賞」(主催:一般財団法人光文文化財団、協力:一般社団法人日本劇作家協会)の第2次選考会が27日開催され、第1次審査でノミネートされた6作品の中から、受賞作に桑原裕子『痕跡(あとあと)』が選ばれた。贈呈式は3月18日(水)に帝国ホテルにて。桑原氏には正賞のシエラザード像と、副賞として200万円が贈られる。
同戯曲賞は、その年に日本国内で上演された日本語による新作戯曲の中から選ばれ、選考委員は現役の演劇記者が務める。第18回は山口宏子氏(朝日新聞)・中村正子氏(時事通信)・林尚之氏(日刊スポーツ)・内田洋一氏(日経新聞)・内野小百美氏(報知新聞)・小玉祥子氏(毎日新聞)・杉山弘氏(読売新聞)の各氏により選考が行われた。
第1次選考会でノミネートされた作品は以下の通り。
●『翼ある人びと −ブラームスとクララ・シューマン』上田久美子
(宝塚歌劇宙組公演:2/8~16@梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、2/26~3/3@日本青年館大ホール)
●『万獣こわい』宮藤官九郎
(パルコ・プロデュース公演:3/15~4/8@パルコ劇場、ほか全国8会場で上演)
●『痕跡(あとあと)』桑原裕子
(KAKUTA公演:8/10~17@青山円形劇場、8/20~21@北九州芸術劇場 小劇場)
●『初萩ノ花』内藤裕子
(演劇集団円 女流劇作家描き下ろしシリーズその1:9/19~28@ステージ円)
●『世界は嘘で出来ている』田村孝裕
(ONEOR8公演:10/16~17@穂の国とよはし芸術劇場PLATアートスペース、10/21~29@ザ・スズナリ)
●『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』岡田利規
(チェルフィッチュ公演:12/12~21@KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ)
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