ぴあ株式会社（本社：東京都渋谷区）は5日、北京を中心に興行イベント企画制作事業を展開する、北京希肯国際演出有限公司（本社：中国北京市東城区）に出資参画し、日本内外のコンテンツを中国・東アジア地域へ輸出・仲介する事業を本格化することを発表した。北京希肯国際演出は日中資本の合弁会社となり、正式名称は「北京ぴあ希肯国際文化発展有限公司」(以下「ぴあ希肯」)となる。同社は日中間の新しい文化交流の架け橋となることを目指し、日中のライブ・エンタテインメント市場の成長に向けたアプローチを開始する。

ぴあ希肯の前身である北京希肯国際演出有限公司は、中国の主要都市に67館を展開する中国最大の劇場ネットワーク「保利劇院」での各種エンタテイメント興行の仲介・プロデュース事業等を運営している。今回、出資参画する日本企業は、ぴあ株式会社（出資比率22.14％）、株式会社セブン&アイ・ネットメディア（同11.75％）、株式会社経営共創基盤（同2.61％）の3社で、中国における興行許可取得会社への日系企業の出資参画は中国国内では初の事例だという。

ぴあは今回の出資で「中国への輸出供給を狙う日本のプロダクション・コンテンツホルダーに対して、信頼性の高い新たなビジネス導線を提供したい」としている。

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ぴあ株式会社が、中国の興行イベント企画制作企業に出資、日本内外の優良コンテンツの、中国・東アジアへの輸出仲介事業に着手｜ぴあ株式会社