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【自筆原稿3万枚など】故・井上ひさし氏の資料が仙台市へ寄贈される

11.07/07

仙台市は5日、昨年4月に他界した故・井上ひさし氏の自筆原稿などの資料が、ユリ夫人から寄贈されたことを発表した。

寄贈されたのは、「青葉繁れる」「吉里吉里人」といった井上氏の代表作の小説や戯曲、筋書きなどの自筆原稿205点(約32,000枚)と戯曲台本・執筆にあたっての参考資料20点。これにより、井上氏の自筆資料のほどんどを同市が所蔵することになった。井上氏は、青春時代を同市で過ごした縁から、生前、仙台文学館の初代館長を務めた。

今回寄贈された資料は、来年以降、仙台文学館の企画展示で公開されるほか、来年山形県に開館予定の「井上ひさし未来館」との連携事業などでも活用される。

8日(金)には、ユリ夫人への感謝状贈呈式が仙台文学館で開催される。

◎井上ひさし先生の自筆原稿が寄贈されました(仙台市)


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