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【「芝居番付」五千枚をデジタル化】松竹大谷図書館が第3回クラウドファンディングを実施

14.09/19

演劇・映画の専門図書館である松竹大谷図書館は現在、「READYFOR?(レディーフォー)」にてクラウドファンディングを実施している。今回で3回目となる資金募集のプロジェクト名は「日本文化の宝・歌舞伎や映画の記憶を未来につなぐ」。募集受付は10月29日23:00まで。

同図書館は、松竹株式会社の創立者の一人である故・大谷竹次郎氏が、昭和30年に文化勲章を受賞したことを記念し昭和31年に設立。歌舞伎や日本映画、アニメ作品の台本まで、約44万点の貴重な資料を収集・整理・保存、提供している。前回の第二回クラウドファンディングでは、「歌舞伎や映画、大切な日本の文化を次世代に残す」と題したプロジェクトで、図書館の運営費と所蔵資料である大正から昭和までの貴重な映画情報『蒲田週報』の解体・修復・デジタル化を実施するための資金募集を行った。

今回のプロジェクトでは、江戸末期から明治、大正時代の五千枚以上にのぼる同館所蔵「芝居番付」のデジタル化実施を目指しており、資金募集の目標額は280万円。「芝居番付」とは、芝居の演目、配役、場面の挿絵などが描かれた、今でいう演劇のポスターやチラシのような印刷物。単なる宣伝物という役割だけでなく、配役や挿絵などから、当時の興行の内容を知るための手がかりとなる貴重な資料で、これらのデジタル化により画像を用いた資料の比較検討が格段に容易となり、新たな事実が発見される可能性が出てくるという。

参加可能金額は、一口3,000円、5,000円、10,000円、30,000円、50,000円の5種類。10月29日(水)23:00の時点で280万円以上集まった場合のみ、決済が完了される。

◎関連サイト◎
【第3弾】日本文化の宝・歌舞伎や映画の記憶を未来につなぐ。|READYFOR?


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