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《オリンピック・パラリンピックは文化イベントの祭典》「第一回ライブ&イベント産業展」専門セミナー

14.07/10

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11日(金)まで開催中の「第一回ライブ&イベント産業展」(会場:東京ビッグサイト/江東区有明)の関連企画として、7月9日に専門セミナー『スポーツだけじゃない!オリンピック・パラリンピックは文化イベントの祭典』が行われた。登壇者は吉本光宏氏(株式会社ニッセイ基礎研究所主席研究員・芸術文化プロジェクト室長)。

同セミナーでは、2020年のオリンピック東京開催に向けて、2012年のロンドン五輪の文化プログラムの模様が詳しく紹介された。オリンピック憲章では「期間中に複数の文化イベントのプログラムを計画しなければならない」と明文化されており、前回の東京五輪を含め、1952年から1988年までは『芸術展示』という形で行われ、1992年のバルセロナ五輪から、現在のような『文化イベント』という形で行われるようになったという。

ロンドンでの文化プログラム(「Cultural Olympiad」4年間/「London 2012 Festival」12週間)では、イベント件数17万7717件、新作委嘱5370作品、英国全土1000箇所以上で開催。東京五輪は、その立候補ファイルにおいて「ロンドン大会の文化プログラムの成功を継承」する旨が宣言されており、すでに2008年より「東京文化発信プロジェクト」という形で文化プログラムに向けた動きは始まっている。その市場規模は、ロンドンでの実績である「220億円+有料入場収入」を超えるものになるのではと、吉本氏は予想している。

総合見本市「第一回ライブ&イベント産業展」は7月9日~11日の開催(最終日は17時まで)。来場対象は「ライブ」「イベント」の主催者、企画制作会社、音響・照明・舞台美術制作・演出会社、ホール・施設管理者など。入場は無料(事前にWEBからの招待券申込が必要)。専門セミナーも連日開催されている(参加費5000円/要事前申込)。同産業展は好評につき、すでに来年に開催も決定しているという。

また、会場の東京ビックサイトでは、同主催(リードエグジビションジャパン株式会社)による各種販促サービスの商談専門展『販促EXPO』も同じ日程で行われており、広報宣伝やグッズなどを担当される制作者は、是非こちらにも足を運ばれたい(こちらも事前にWEBからの招待券申込が必要)。

◎関連サイト◎
第一回ライブ&イベント産業展


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