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公益財団法人日本文学振興会は、平成26年度上半期・第151回芥川龍之介賞および直木三十五賞の候補作を発表した。芥川賞候補では、パフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」を主宰する戌井昭人の『どろにやいと』がノミネートされた。戌井が芥川賞候補となるのは5回目で、149回芥川賞候補にもなった『すっぽん心中』は、今年4月「第40回川端康成文学賞」を受賞している。
選考会は7月17日(木)17:00より、東京・築地にある料亭「新喜楽」で開催される。
◎インフォメーション◎
■第151回芥川龍之介賞候補作
戌井昭人『どろにやいと』(群像1月号)
小林エリカ『マダム・キュリーと朝食を』(すばる4月号)
柴崎友香『春の庭』(文学界6月号)
羽田圭介『メタモルフォシス』(新潮3月号)
横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』(群像6月号)
■第151回直木三十五賞作
伊吹有喜『ミッドナイト・バス』(文芸春秋)
黒川博行『破門』(KADOKAWA)
千早茜『男ともだち』(文芸春秋)
貫井徳郎『私に似た人』(朝日新聞出版)
柚木麻子『本屋さんのダイアナ』(新潮社)
米沢穂信『満願』(新潮社)
◎関連サイト◎
第151回芥川龍之介賞候補作品決定!|文芸春秋
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