男優で構成される劇団Studio Lifeの代表で俳優の河内喜一朗（かわうち・きいちろう／本名：喜一郎）さんが8日、大腸がんのため東京都内の病院で死去した。享年64歳。葬儀・告別式は16日午前10時半より、四谷たちばな会館（東京都新宿区須賀町14の1）にて。喪主は妻で演出家の倉田淳（くらた・じゅん／本名：河内淳子＝かわうち・じゅんこ）さん。

河内喜一朗さんは1949年、東京都生まれ。文学座付属演劇研究所、演劇集団円をへて、1985年、倉田淳さんとともに劇団Studio Lifeを結成。1992年には劇場「ウエストエンドスタジオ」（東京都中野区）を設立した。

河内さん自身も俳優として『トーマの心臓』『白夜行』など劇団公演に出演するほか、外部公演や映画、CMなど多数出演、幅広く活躍した。
昨年はスタジオライフと劇団道学先生とのコラボレーション公演「ライフ企画vol.1『メンズ・クラクラ日記』」に出演、劇団として新たな企画に取り組むほか、若手俳優の育成にも積極的に務めた。