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【近隣のシネコン出店による観客減などが理由】映画館・新宿ミラノ、シネスク、丸の内ルーブルが閉館へ

14.05/21

株式会社東急レクリエーション(本社:東京都渋谷区)は13日、新宿にある映画館「新宿ミラノ1」「新宿ミラノ2」「新宿ミラノ3」「シネマスクエアとうきゅう」および、有楽町の「丸の内ルーブル」を年内に閉館することを発表した。新宿の4館は12月31日、丸の内ルーブルは8月3日に閉館される予定。

新宿ミラノ1・2・3、シネマスクエアとうきゅうの閉館は、4館を擁する複合ビル「新宿TOKYU MILANO」内の直営事業所の閉鎖に伴うもの。

新宿ミラノ1と新宿ミラノ2の前身であるミラノ座と新宿東急は1956年にオープン。新宿ミラノ3の前身である名画座ミラノは1971年に、そしてシネマスクエアとうきゅうは1981年に開館した。長年、新宿・歌舞伎町のエンターテイメントを支えてきたが、近隣におけるシネマコンプレックスの出店により観客動員が減少したこと、また建物の老朽化もあり、閉鎖にいたったという。この閉鎖によって、同じく「新宿TOKYU MILANO」に入っているボウリング場「新宿ミラノボウル」およびファミリーマートの営業も年末で終了する。

丸の内ルーブルは、1987年10月に有楽町のマリオン新館7階にオープン。映画館では日本初となるネーミング・ライツを導入するなど、独自の展開も注目されていた。しかし同館は賃借している物件であり、11月30日で契約期間満了となることに伴い、閉館することとなった。

なお、同社の今後の事業展開として、渋谷にフラッグシップとなるシネコンを開業し、映像文化の発信拠点とする、としている。

◎関連サイト◎
「経営ビジョンの策定」「新宿 TOKYU MILANO 内の直営事業所閉鎖」および「丸の内ルーブルの閉館」ならびに「組織変更および人事異動」に関するお知らせ|株式会社東急レクリエーション


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