現代演劇と都市空間の関係をめぐるシンポジウム「まちと演劇」が、12/21(日)に慶應義塾大学三田キャンパス第1校舎101教室（東京都港区）で行われる。入場無料、予約不要。

同シンポジウムでは、研究・批評・実践の各分野で「まちと演劇」にそれぞれ深く関わる論客として、伊藤裕夫氏（文化政策研究者）、鴻英良氏（演劇批評家）、岸井大輔氏（劇作家）を招き、現代演劇における都市空間と演劇表現の関係と可能性についてパネルディスカッションを行う。

昨今ドイツ語圏をはじめ、世界各地で見られる「上演空間を劇場から都市へと移行させる試み」に関して、『例えば「まちづくり」などの目的や、市場経済に取り込まれる危うさもはらんでいる』という問題意識等を踏まえた上で、都市空間と演劇表現の関係と可能性について、活発に議論を行いたいという。

問い合わせはecht_t@z2.keio.jp（主催：寺尾恵仁／日本学塾振興会特別研究員）まで。