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【新体制で、より一層の発展を】アトリエ春風舎の新芸術監督に「うさぎストライプ」主宰・大池容子が就任

13.11/19

こまばアゴラ劇場と青年団が所有する「アトリエ春風舎」(東京都板橋区)の新芸術監督に、青年団演出部所属でうさぎストライプ主宰の大池容子が就任することが決定した。15日、こまばアゴラ劇場支配人で青年団主宰の平田オリザにより発表された。

アトリエ春風舎は「演出家、制作者が、劇場運営の責任者となるための経験を積む場」として、2〜3年の任期で芸術監督を交代してきた。
2010年11月からは「芸術監督制度」に加え「支配人制度」を設置、支配人の木元太郎、芸術監督の谷賢一の二名体制で運営している。

今回、2年の任期を終えた谷に代わり芸術監督に就任する大池容子は、今年9月に開催された東京芸術劇場(東京都豊島区)主催のショーケース公演「芸劇eyes番外編・第2弾『God save the Queen』」にも登場するなど、今注目される若手作・演出家のひとりだ。

その大池にとって春風舎は、「うさぎ〜」の旗揚げ公演にはじまり、「青年団若手自主企画『大池企画』」公演などの作品を発表してきた、いわばホームのような場所。Nextの取材に対し大池は、「春風舎での芸術監督募集の話を聞き、立候補した。これまで何度も上演してきて愛着もあるこの場所で、自分ならではの使い方をしてみたい。そして利用する同世代や若手のプロトタイプとして『こういうこともできるんだよ』ということを提示していきたい」と、意気込みを語った。

また平田オリザは「支配人が劇場経営と継続性に責任を持ち、芸術監督がプログラムを中心に芸術面に責任を持つ体制をいっそう明確にして、若手演劇人の活動の場としてアトリエ春風舎を、今後ますます発展させていきたいと考えています」とコメントを寄せている。

◎関連サイト◎
アトリエ春風舎 新体制について|こまばアゴラ劇場


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