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【ル テアトル銀座 by PARCO が閉館】26年の歴史に幕、黒柳徹子主演で最終公演

13.06/03

東京・銀座で長年親しまれてきた劇場「ル テアトル銀座 by PARCO」が31日、惜しまれつつ26年の幕を閉じた。最終公演は黒柳徹子主演の翻訳劇「ステラとジョーイ」。

「ル テアトル銀座」は、1987年に「銀座セゾン劇場」としてオープン。その後2000年に経営主体が東京テアトルに移り、「ル テアトル銀座」と改称。その後2007年には株式会社パルコに運営移管され、現在の名称となった。国内外の演出家がこぞって作品を上演する中、落語や歌舞伎・コンサート・名作映画のリバイバル上映なども行われ、銀座の文化発信地として多くのファンに愛されてきた。閉館は、同ビルを所有する「東京テアトル」が財務体質の改善を目的として、同ビルの売却を決定したため。

最終公演は黒柳徹子、大森博史の2人芝居「ステラとジョーイ」。黒柳は、89年の『レティスとラベッジ』から24年間にわたり、「海外コメディ・シリーズ」と題した数々の舞台をここ「ル テアトル銀座」で上演。カーテンコールでは「こんなに西洋のお芝居をするのにいい劇場はなかった。思い出は尽きません」と語り、鳴り止まない拍手とスタンディングオベーションで観客は名残を惜しんだ。

なお、この日は同じ建物内の映画館「銀座テアトルシネマ」「ホテル西洋銀座」も営業を終了。落書き用に解放された映画館の壁は、名残を惜しむ観客のメッセージで埋め尽くされた。


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