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【ベテランと組んで劇場外パフォーマンスを企画】『長島確のつくりかた研究所』若手研究員募集

13.05/25

ドラマトゥルクの長島確氏が新プロジェクト『長島確のつくりかた研究所』を開設し、学生またはそれに準ずる若手研究員を募集している。応募締め切りは、6月20日(木)17:00まで。募集人員は12名程度。

『長島確のつくりかた研究所』は、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が展開する「東京文化発信プロジェクト」の一環である「東京アートポイント計画」の事業として実施されるもの。日本のドラマトゥルクの草分け的存在として多くの舞台作品、およびジャンルを超越した様々なアートプロジェクトに関わってきた長島確氏が主宰し、「既存の方法論ではカバーしきれないジャンル横断・異種混交的な『つくりかた』の可能性を、ひっそり、じっくり研究開発する場を目指す」としている。

具体的な内容としては、長島氏をはじめ、中野成樹氏(演出家)、小澤英実氏(文筆家)、須藤崇規氏(映像エンジニア)、佐藤慎也氏(建築家)という5人の「ベテラン研究員」と、公募で選ばれた若手研究員がチームを組んで、《「だれかのみたゆめ」をまちなかに出現させること》という課題で、劇場外でのパフォーマンスを企画制作し、同時にドキュメント/アーカイブの方法を探っていく。活動期間は今年7月から来年3月まで。期間中2回の上演のほか、フィールドワーク、報告会+読書会などを定期的に行なう予定。現在公募中の「若手研究員」の対象者は、「演出・振付・企画制作・マネージメント・音楽・音響・照明・映像・写真・文筆(創作に限らず)・デザイン・編集・料理・コンピュータープログラム・アーカイブ・その他なんでも」としている。

今回のプロジェクトについて長島氏は募集要項の中で、「いっしょに作り方から考えるひとがほしい。ここでの研究・開発のプロセスは、レールに乗っかってできるようなものじゃなく(そうだとしたら終わりです)、ときにはめんどくさく、頭を抱えるようなものでしょう。でもそこを踏ん張って、新しい、面白い、わくわくするようなことをいっしょにできたら最高だと思います。結果として、その経験が、若い人の勉強にもなればいいと考えています」とコメントしている。募集内容の詳細は、下記サイトを参照。

◎関連サイト◎
長島確のつくりかた研究所 研究員募集のお知らせ|東京文化発信プロジェクト


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