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【建物3棟を計上せず】SPACが不適切な資産管理-静岡

11.02/18

静岡県舞台芸術公園(静岡市駿河区)の指定管理者である「財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)」が、研修所など建物3棟の資産計上を怠っていたことが17日、県監査委員の監査により明らかになった。

SPACは、静岡県の全額出資により1995年に設立。2001年5月以降、「ファイナンスリース」(リース期間終了後に所有権が借り主に移転する手法)を用いて研修所、倉庫、書庫3棟を計1921万円で県舞台芸術公園内に建築した。しかし、5年前に国税当局から「形態はリースだが、実際は財産」との指摘を受け、資産として修正申告し、固定資産税の支払いを始めた。ところが、2006年4月から2010年3月にかけ3棟のリース期間が終了し所有者がSPACに移行されたにもかかわらず、「将来、県に寄付するから」という理由で資産として計上していなかった。

“不適切”な資産管理を見逃していた静岡県文化政策課は監督不行届きを陳謝。SPACも「今後はきちんと処理したい」と自身の否を認めた。


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