インディペンデント系映画配給会社・アップリンクが、『忙しい人のための半日映画配給ワークショップ～インディペンデント映画を配給する方法～』を3/7（月）、3/14（月）に開催する。

このワークショップは、映画をどのようにして買い付け、宣伝をするのか、ひとつの作品が公開されるまでの過程を同社が実際に配給した『おいしいコーヒーの真実』、『スプリング・フィーバー』の2作品をケーススタディとして短時間で学ぼうというもの。ナビゲーターは「演劇実験室天井桟敷」を経て87年に同社を設立した映画プロデューサー・浅井隆氏。アップリンク設立後、一貫して先鋭的なアート作品や社会派のドキュメンタリー作品を扱ってきた同氏の“生の声”は、「表現を売る」ことの面白さと難しさを実感させてくれるはず。舞台制作者にこそ是非受講を勧めたい。映画上映とパンフレット付きで受講料2,500円は、間違いなく格安だ。

◎『忙しい人のための半日映画配給ワークショップ～インディペンデント映画を配給する方法～』
【日程】2011年3月7日（月）・3月14日（月）　※両日の参加も可能。
【時間】17：30受付スタート　18：00開始（22：30終了予定）
【会場】アップリンク・ファクトリー
【受講料】各日2,500円（上映作品のパンフレット付き）
【ナビゲーター】浅井隆（アップリンク主宰）
【上映作品】
ケーススタディ1＞　ドキュメンタリー編『おいしいコーヒーの真実』（3月7日）
ケーススタディ2＞　劇映画編『スプリング・フィーバー』（3月14日）
【予約方法】
下記要項を明記の上、「半日配給ワークショップ申し込み」を件名として、メール、または電話にて。
1：参加希望日
2：お名前
3：人数
4：電話番号
メール：hsw@uplink.co.jp
電話：03-6821-6821
担当（村井・村上・五十嵐・梶原）
———————
■タイムスケジュール
17：30…受付
18：00…ナビゲーターからの挨拶
【買い付け】
作品配給の経緯
映画祭・マーケットについて
18：15…作品上映
3/7　ケーススタディ1　ドキュメンタリー編『おいしいコーヒーの真実』＜78分＞
3/14　ケーススタディ2　劇映画編『スプリング・フィーバー』＜115分＞
【Filmから商品へ】
○契約について
○宣伝企画、具体的那内容の決定
・邦題、キャッチ決定⇒チラシ、ポスター、HP、予告編などビジュアルの製作
・マーケティングやオピニオンリーダーの選定
○メディアへの宣伝
・試写会→雑誌、TVなどへの売り込み
【映画を盛り上げるために】
○各種イベントを開催
・監督、俳優の来日（『スプリング・フィーバー』）
・オピニオンリーダーを招いてのトークショーや試飲会（『おいしいコーヒーの真実』）
【映画をもっと知るために】
インディペンデント映画を配給する面白さと難しさ
21：50…質疑応答
22：30…終了