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長野県松本市は12日、先ごろ急逝した歌舞伎俳優の中村勘三郎さんを、「歌舞伎を松本市に定着させ、市の芸術文化発展に大きく貢献した」として同市の名誉市民とすることを決定した。
勘三郎さんは同市のまつもと市民芸術館の芸術監督・串田和美氏とともに「信州まつもと大歌舞伎」を08年から隔年で開催。市民キャストとの共演や市街地でのイベントなどを展開して市民との交流を深めた。同市はこれらの活動を高く評価し、勘三郎さんを名誉市民とする議案を市議会に提出し、12日に議決された。同市ではこれまで小澤征爾氏(指揮者)、草間弥生氏(芸術家)らに名誉市民称号を贈っており、勘三郎さんは33人目となる。
なお、まつもと市民芸術館では、勘三郎さんの死を悼み、献花台を16日(日)、記帳台を27日(木)まで設置している。
◎関連サイト◎
まつもと市民芸術間 | 献花、記帳お願いします。
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