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- 日本演出者協会「若手演出家コンクール2020」募集
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20.05/13
日本演出者協会「若手演出家コンクール2020」募集開始、6/30締切
一般社団法人日本演出者協会は「若手演出家コンクール2020」の募集を開始した。応募資格は「自分を若手(新人)と思う演出者」で、最終審査期間の2021年3月2日~7日の参加が可能であること。最優秀賞受賞者1名には賞金50万円と記念公演(2022年3月予定)、優秀賞の4名には賞金10万円が贈られる。最終公開審査では、観客投票による観客賞もあり。応募締切りは6月30日(当日消印有効)。
例年、映像による1次審査の後、2次の実演審査、最終審査は劇場での公開審査という流れであったが、昨年度の最終審査は新型コロナウイルスの影響で無観客で行われた。今回も2次審査以降の方法については、オンラインやビデオ審査なども含めた新しい形態も検討中で、状況を見極めながら7月頃を目途に発表予定。
同コンクールは2001年より始まり、今回で20年目を迎える。昨年2019年は応募総数76名の中から深谷晃成が最優秀賞を受賞した。過去には一宮周平(2018)、澤野正樹(2017)、永野拓也(2016年)、西尾佳織(2015年)らが最優秀賞を受賞している。
若手演出家コンクール事業部長 西沢栄治氏コメント
「若手演出家のみなさんへ」
こんな御時世に演劇のコンクールを開催するのはいかがなものか、という迷いもありました。
しかし、全国の若手演出家の、ひとつの突破口になるかもしれぬと思い、とにかく決行することにしました。
昨年度の最終審査上演は、無観客で行いました。今年度もどうなるかはわかりません。
けれども、その中で最善のやり方を模索していきます。
審査に関しては従来通りの方法が前提ですが、参加者の劇場上演や稽古場上演が困難であることも十分予測されます。
そのため現在、オンラインやビデオ審査なども含めた、新らしい形態も考えているところです。
けれどもですね、勝手ながら別な言い方をすれば、若手よ、これをチャンスに変えていただきたいのです。
コロナ以前にはもう戻れません。
だからこそ、これからの新しい世界を描く演出家を、新しい表現のカタチを模索してくれる才能を、私たちは求めています。
みなさんのご応募お待ちしてます。