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- 【大賞は中村賢司『追伸』】「第20回OMS戯曲賞」受賞者発表
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13.12/18
13日、大阪ガスが主催する、関西で活躍する劇作家を対象とした「第20回OMS戯曲賞」の授賞式&公開選評会が行われ、中村賢司(空の驛舎)の『追伸』が大賞を、肥田知浩(甘もの会)の『はだしのこどもはにわとりだ』が佳作を受賞した。また、8年ぶりに設けられた特別賞を、林慎一郎(極東退屈道場)の『タイムズ』が受賞した。
OMSとは扇町ミュージアムスクエアの通称で、1985年3月に大阪ガスの遊休施設を活用した劇場・映画館等を備えた複合文化施設として開館した(2003年3月に閉館)。「OMS戯曲賞」は、同施設の10周年記念事業の一環として1994年に設立。次世代を担う新たな劇作家を発掘するとともに、既に評価のある中堅劇作家への刺激も兼ねて過去に受賞歴のある作家も対象にしている。なお、中村氏は10年連続で最終候補にノミネートされており、今回ついに悲願達成となった。
選考委員を務めたのは生田萬(劇作家)、佐藤信(劇作家)、鈴江俊郎(劇作家)、松田正隆(劇作家)、渡辺えり(劇作家)の5名。受賞作は、その選評や選考過程と共に書籍化される予定。受賞作を含む最終候補10作は、オフィシャルサイトにて全ページ(PDF)を閲覧できる。
◎関連サイト◎
第20回OMS戯曲賞 大賞は中村賢司さん|L maga.jp
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