制作ニュース

【ネーミングライツ実施】「びわ湖ホール」3ホールの命名権を売却-滋賀

12.11/17

滋賀県は15日、県立芸術劇場「びわ湖ホール」(大津市)の3ホール(大・中・小ホール)の命名権を売却する方針を明らかにした。12月より公募を開始し、来年4月からの改名を目指す。滋賀県内では初の取り組み。

「びわ湖ホール」は、1998年に開館。本格的な4面舞台を備える大ホールの他、中ホール・小ホールを付帯し、日本音響家協会主催の「音響家が選ぶ優良ホール100選」に選出されるなど、国内屈指の舞台芸術専用ホールとして知られる。昨年12月には、「関西オペラの拠点として音楽文化の振興と普及に貢献した」として「平成23年度地域創造大賞(総務大臣賞)」を受賞した。

ネーミングライツの実施について滋賀県は5年前から検討を進めていたが、利用者減少などマイナス面も考慮して思うように具体化できていなかった。しかし、「びわ湖ホールのブランド名は浸透しメディアへの露出も多く、命名権取得企業のPR効果も高い」(財政課)と判断、財源確保の側面から売却を決定したようだ。まずは、同ホールの3ホール(大・中・小ホール)を対象に、それぞれ契約額を大ホール(1848席)年間3000万円、中ホール(804席)年間1500万円、小ホール(323席)年間500万円を目安に命名権の協賛企業の募集し、応募状況次第では、「希望が丘文化公園」(野洲市)、「武道館」(大津市)、「陶芸の森」(甲賀市)、「長浜ドーム」(長浜市)等の施設でも、来年度以降の実施を検討するという。

◎関連サイト◎
びわ湖ホール

[お知らせ]
舞台制作者のためのメールマガジン[Next-news PLUS+]は、みなさんからの情報を随時募集中です!!


ピックアップ記事

第2回関西えんげき大賞、最優秀作品賞決定

Next News for Smartphone

ネビュラエンタープライズのメールマガジン
登録はこちらから!

制作ニュース

ニュースをさがす
トップページ
特集を読む
特集ページ
アフタートーク 
レポートTALK 
制作者のスパイス
連載コラム
地域のシテン
公募を探す
公募情報
情報を掲載したい・問合せ
制作ニュースへの問合せ


チラシ宅配サービス「おちらしさん」お申し込み受付中