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【難波のシンボルが結婚式場に?】「初代新歌舞伎座」保存を求め要望書提出

12.11/15

建物の老朽化のため2009年に閉館した「初代新歌舞伎座」(大阪市中央区)跡地の活用法について、建築家らが現在の所有者となっている冠婚葬祭会社に対し「整備や改修をして有効活用すべき」という要望書を提出した。冠婚葬祭会社によると、「結婚式場やホテルなどを備えた複合ビルを建設する」方向で調整中だという。

「観光劇場」と銘打たれた「初代新歌舞伎座」は1958年に開館。「日生劇場」(東京・日比谷)や「広島世界平和記念聖堂」(広島市)などを手掛けた建築家の村野藤吾氏(1891-1984)による桃山時代風のデザインで、大阪の繁華街・難波のシンボルとして長年に渡り親しまれていた。劇場機能は2010年9月に「二代目新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)に移管されたが、「初代新歌舞伎座」は閉館した現在もそのままの状態で残っている。

今年3月に関西地域で結婚式場や葬儀場を営む冠婚葬祭会社のベルコ(本店・大阪府池田市)が同劇場の跡地を取得した。

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