舞台公演中の事故で怪我を負った歌舞伎俳優の市川染五郎が17日に会見を行い、12月に時代劇のテレビ撮影で仕事を再開、さらに来年2月に日生劇場で行われる歌舞伎公演で舞台復帰すると発表した。

染五郎は、今年8月の国立劇場で行われた舞踊公演中に、舞台から下がっていたせりに自ら転落。頭部を強打し、右手や肋骨を折る重傷を負った。「事故当初の記憶がない」というほどの大事故だったが、「打ったりぶつけた個所が何カ所もあったが、運が良かったというか、危険な方向に転ばないところだった」と後遺症もなく順調に回復に向かっているとコメント。さらにファンに向けて「励まし、支え、力になるお言葉をたくさんいただいた。感謝の限りがございません。舞台復帰までまだ時間がかかってしまいますけれども、そこに向けて結果を出すことが私からの御礼の形だと思っていますので、それまで時間をお許しいただけたら。現在感謝の気持ちとおわびの気持ちでいっぱいです」と語った。

◎関連サイト◎
市川染五郎オフィシャルサイト「そめいろ」| 本日

[お知らせ]
舞台制作者のためのメールマガジン[Next-news PLUS+]は、みなさんからの情報を随時募集中です!!