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【“新生”歌舞伎座】オフィス棟を備えた複合施設『GINZA KABUKIZA』2013年4月オープン

12.09/26

松竹株式会社は25日に記者会見を行ない、現在建て替え工事中の歌舞伎座(中央区東銀座)を来年4月に開場し、2日からこけら落とし公演を開くと発表した。1889年の開場から数えて五代目となる「歌舞伎座」は、地上29階のオフィス棟「歌舞伎タワー」も備えた複合施設『GINZA KABUKIZA』として来春ついに生まれ変わる。

新生“歌舞伎座”は、4代目の老朽化を受け、2010年4月に休館し、建て替え工事を進めていた。完成すると、全高145メートル、地上29階建てのオフィス棟「歌舞伎タワー」を併設した複合施設「GINZA KABUKIZA」となる。場内は座席数を従来の1867席から1808席へと減らし席の幅を広げ、観客がゆったりと鑑賞できるようにする。また、外国人観客向けの英語字幕情報端末の貸出サービスや、古典芸能を紹介るギャラリーを設置するなど日本の伝統文化の発信拠点を目指す。

記者会見で大谷信義会長は、「世界に誇れる古典芸能の拠点として充実したエンターテインメントを発信していきたい」とコメントした。

◎関連サイト◎
歌舞伎座について|松竹株式会社

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