横浜の文化の発展に尽力した個人や団体に贈られる『第61回横浜文化賞』（主催：横浜市）の受賞者が12日に発表され、俳優の五大路子氏が正賞を、振付家・演出家の矢内原美邦氏が文化・芸術奨励賞を受賞した。

『横浜文化賞』は、芸術、学術、教育、社会福祉、医療、産業、スポーツ振興等の文化の発展に尽力し、その功績が顕著だった人物を顕彰するもの。五大氏は、1999年に旗揚げした「横浜夢座」の座長を務め、一貫して横浜ゆかりの人物などを題材とした演劇作品を市民とともに発信してきたことが評価され、「文化・芸術部門」での受賞となった。

今後の活躍がさらに期待される若手や中堅に贈られる「文化・芸術奨励賞」に輝いた矢内原氏は、横浜市が運営する創造スペース「急な坂スタジオ」のレジデント・アーティストの一人として同市を拠点に創作活動を行ない、コンテンポラリーダンス、演劇の各分野において国内外で高い評価を得ている。

11/21（水）には横浜みなとみらいホールにて、同賞の贈呈式及び記念コンサートが市民を招待して開催される。

◎参考サイト◎
横浜文化賞| 横浜市文化観光局

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