NPO法人アートネットワーク・ジャパン（ANJ）会長の市村作知雄氏が仕掛け人となり、横浜・関内駅近くにアートスペース『十六夜（いざよい）吉田町スタジオ』（横浜市中区吉田町）を9月にオープンさせる。オープニング公演は、コンテンポラリーダンスでは異例の1ヶ月ロングラン公演となるイデビアン・クルー『涙目コーデュロイ』。

同スタジオは、市村氏が中心となって発足した一般社団法人「吉田町プロジェクト」を運営母体とし、JR関内駅近くの古い空きビルを演劇やダンス公演を行なうアートスペースに改装した。スタジオの2Fにはバーも設置し、演者と観客が一緒に飲めるような密接な空間を目指す。基本理念としてスタジオ主導のプロデュース公演を行い、アーティストとの共同作業で作品を発信していくようだ。 また、「急な坂スタジオ」などの近隣のアート施設とも連携を図り、アートによる横浜地域の活性化を促進させていく。

記念すべきオープニング公演は、振付家・ダンサーの井手茂太氏率いるダンスカンパニー「イデビアン・クルー」による新作公演『涙目コーデュロイ』で、コンテンポラリーダンス公演としては異例の1ヶ月に渡るロングラン公演となる。

◎関連サイト◎
十六夜吉田町スタジオ公式サイト
アート生む面白い街に、吉田町に「芝居小屋」誕生へ/横浜｜カナロコ

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