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- 鴻英良氏による実験的講義「猿の演劇論」
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17.11/15
鴻英良氏による実験的講義「猿の演劇論」第2期スタート
演劇批評家の鴻英良氏による全9回の実験的講義「猿の演劇論」第2期が、11月23日より開催される。会場は東京ドイツ文化センター(東京都港区)。受講料は全9回10,000円、1回のみの受講は1,500円。オンラインでのアーカイブ受講(有料)も可能だ。
第2期となる今回は、非ヨーロッパ世界の動きを通して、近現代演劇の流れを読み直しつつ、21世紀演劇における新たなヴィジョンの探求を目指す。
<シラバス>(予定)
Prologue. 石を投げるサイード、じゃがいもを掘るベケットーポスト・インぺリアズム演劇の起源 (11月23日)
Prologue. 石を投げるサイード、じゃがいもを掘るベケットーポスト・インぺリアズム演劇の起源 (11月23日)
Part1. 演劇の起源と哲学の系譜
1-1. 起源の前、もしくは、もう一つの起源/古代ギリシアと反転するアジア(12月17日)
1-2. コメディアの二つの系譜ーソクラテスの視座から(2018年1月)
課題討論会 Vol.1 (2018年1-2月)
Part2. 演劇と帝国主義
2-1. キマイラ演劇はいかにして出現したか/コートジボワールの衝撃(2018年4月)
2-2. 帝国主義の罠/アパルトヘイトのあとで(2018年5月)
2-3. 神話、歴史、そしてモダニティー/このアジアの片隅で(2018年6月)
課題討論会 Vol.2 (2018年6-7月)
Part3. 演劇と世界戦争
3-1, 戦時下の日本の演劇人、そして戦後の演劇人 (2018年9月)
3-2. 世界大戦とレジスタンスの記録 (2018年10月)
課題討論会 Vol.3 (2018年10-11月)
Epilogue. 破局(カタストロフィー)の身振りへー革命なき戦争の時代に抗して(2018年12月)
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