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【公共劇場の成功事例検証】書籍『チケットを売り切る劇場 兵庫県立芸術文化センターの軌跡』発刊

12.03/21

阪神淡路大震災からの復興シンボルであり、「チケットが売りきれる劇場」としてブランディングに成功した「兵庫県立芸術文化センター」(西宮市高松町)の軌跡を紹介する書籍『チケットを売り切る劇場 兵庫県立芸術文化センターの軌跡』(垣内恵美子・林伸光 編著/水曜社刊)が、3月26日に刊行される。

同書では、「兵庫県立芸術文化センター」の優れたマネジメントの成果を検証し、舞台サービスの受益者である観客や地域コミュニティ、納税者の意識なども視野に入れ、その運営を行政支援、制作プロセス、マーケティングなどから多重的に読み解き、公共劇場が地域において果たしうる役割と今後の総合的な戦略を探っていく。同劇場の芸術監督・佐渡裕氏(指揮者)との特別対談も収録。

◎インフォメーション◎
■書籍『チケットを売り切る劇場 兵庫県立芸術文化センターの軌跡』
A5判並製 212頁予定
定価2,625円(本体 2,500円 + 税5%)
【主な目次】
第一章 地域の劇場
 公立劇場発展の歴史/公立劇場が抱える課題/地域文化的拠点としての劇場
第二章 復興のシンボル:兵庫芸術文化センターの創設
 設立経緯~震災復興のシンボル/目的・ミッション/公演活動~地域とともに
第三章 劇場マーケティング
 マーケティングの実際/チケットを売り切る/課題と将来の方向性
第四章 制作の現場から~オペラ・カルメン
 舞台制作とは/実際の制作プロセス/制作上の課題/兵庫におけるオペラのマーケティング
第五章 兵庫芸文センターの観客
 芸文センターにやってくる人たち/なぜ来るのか/なぜリピートするのか
第六章 県民にとっての劇場
 劇場の価値とは/芸文センターの便益推定/サポーターはどこに
第七章 対談 林伸光×佐渡裕

◎関連サイト◎
『チケットを売り切る劇場 兵庫県立芸術文化センターの軌跡』 |水曜社

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