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- 【業界の常識は時代のニーズに合っているのか?】チケット代を観客が決める“非常識”なクラシックコンサート開催
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12.03/21
チケット代相場やドレスコードなどクラシックコンサートで常識とされている慣習に挑戦する演奏会「非常識コンサート」が、6月20日(水)に「かなっくホール」(横浜市神奈川区)で開催される。チケット代は決まっておらず、終演後に観客自身が対価だと思う金額を支払う。
同コンサートを企画したのは、チラシやWEBサイト作成など演奏家向けサービスを行なっている株式会社ライズサーチ(横浜市中区/代表:内田奈津子)。「なぜ、個人リサイタルのチケット相場が2000円~4000円なのか?」「なぜ必ずドレスを着用するのか?」「コンサートの開催日は平日ではいけないのか?」といった主にクラシックコンサートのマーケティングや演出上これまで常識とされてきた慣習が、本当に現代のニーズに合っているのかを、「非常識」で問いかけるという。ルールは「クラシック音楽は崩さない」ということだけで、チケット代も決まっておらず、終演後に観客が自ら対価だと思う金額を決めて支払うシステムになっている。
「新しい観客を増やしたいという願望を持つ一方、提供しているものが世の中のニーズとずれていないだろうか?」という疑問から発案されたというこの企画、同社としては、「これから未来を担う若手クラシック演奏家や、これまでクラシック音楽を楽しいと思ったことがない人に見てもらいたい」としている。
◎関連サイト◎
非常識コンサート|株式会社ライズサーチ
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