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【小劇場運動第一世代の聖地】早稲田どらま館(旧早稲田小劇場/旧早稲田銅鑼魔館)閉館

12.02/28

早稲田大学が管理・運営する小劇場「早稲田文化芸術プラザ どらま館」(通称:早稲田どらま館/旧早稲田小劇場・旧早稲田銅鑼魔館)が27日、閉館となった。

早稲田どらま館は、鈴木忠志氏(現SCOT主宰)率いる劇団「早稲田小劇場」の活動拠点としてオープンし、60年代の「小劇場運動第一世代」を象徴する劇場として名を知らしめた。その後、運営母体の変更に伴い、「早稲田銅鑼魔館」「早稲田どらま館」と名称も変わっていたが、早稲田学生演劇のメッカとして長年にわたり親しまれ、ZAZOUS THEATER、ポツドール、拙者ムニエル等、多くの人気劇団や才能を輩出した。

しかし、2010年3月31日に行われた公演『三五大切』(主催:はなざかりのオレたちです。)を最後に劇場としての運営を終了。その後は稽古場として運営を続けていたが、昨年の東日本大震災発生後の調査により耐震強度が不足していることが発覚し、利用する学生の安全を考慮した大学側が閉館を決定した。今後は、取り壊される予定だが詳しい日程は未定。

なお、27日で閉館となったが、28日(火)、29日(水)の両日は一般向けに解放されており、見学可能となっている(開館時間:10時~22時)。

◎関連サイト◎
どらま館の閉館について|早稲田大学学生生活課

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